①昨年１１月からお腹が張るようになった。
②へそから下の下腹部が膨らみ、妊婦にようにウエストが２０センチ
③お腹の張りは一定ではなく日によって張ったり張らなかったり
④病院で内視鏡やＣＴをしたが異常無しだった
⑤整腸剤を飲んでも治らない
少し張った時、張りが酷い時の写真。
お腹の張りは、胃の異常か腸の異常かにわかれる。
写真は下腹部の張りなので、腸の異常に焦点を絞ってもいいかもしれない。
①張りが強いときに排便するとよくなるか？
②お腹の張りが強いとき排便回数に変化はあるか？
③お腹の張りが強いとき便の硬さに変化はあるか？
④食事で張りが変化するか？
①排便するとよくなることがある。
②張っている時は出ないときが多い。排便が不定期。
③便は硬くコロコロした便が出ることが多い。
④食後に悪化することが多く、食事を抜くと楽になる。
過敏性腸症候群とは、主にストレスが原因で腸が過敏になり下痢や便秘の症状がでる病気。
さきほどの四つの質問のうち、４つは過敏性腸症候群の診断基準でした。
①排便するとよくなるか？
②排便の回数に変化はあるか？
③便の硬さに変化はあるか？
診断基準に２つ以上当てはまり、３ヶ月以上症状が続くと診断できる。
３０代女性の相談者は３つとも当てはまる。
ストレス以外にガスを多く生み出す原因がＳＩＢＯではないかと。
ＳＩＢＯとは、小腸内細菌の過剰増殖。
普通腸内細菌は大腸にいる。
小腸になんらかの原因で細菌がいると食べ物を分解し発酵しガスが発生する。
治療法は、消化を助ける消化酵素剤による治療が有効。
パンや麺類などの小麦食品を控える。