便秘を楽に出す方法

機械的下剤

浸透圧性下剤

腸管内腔液の浸透圧を高めることにより、腸管内腔液への水分の移行を促し、便の水分量を増加させる薬。
種類は塩類下剤と糖類下剤がある。

1.塩類下剤

酸化マグネシウム(商品名マグラックス,マグミット)、クエン酸マグネシウム(商品名はマグコロール)、酢酸マグネシウム、硫酸マグネシウムなど。
非吸収性塩類により、便が体液と等張となるまで水分を吸収するため腸内容が増加、腸蠕動を刺激します。
酸化マグネシウムは、胃では制酸剤として作用しますが、腸では塩類下剤として作用する極めて緩和な下剤です。
マグネシウム含有下剤は高マグネシウム血症が出ることがあります。
特に腎機能が低下している場合には高マグネシウム血症を生じやすいので注意が必要。

2.糖類下剤

ラクツロース、Dソルビトール。 ソルビトール、キシリトールなどは90%吸収されるが20〜30gなどの大量を服用すると浸透圧性の緩下作用を示す。
ラクツロースは、内服すると消化吸収されることなく下部消化管へ移動し、腸内細菌で分解されて有機酸(乳酸、酪酸)を生じる。
この乳酸の浸透圧作用で結腸内に水分が貯留し、便が膨張することで結腸の蠕動運動が亢進し、排便促進作用が起こります。
ラクツロースは腸管内のアンモニア産生・吸収を抑制するので、高アンモニア血症に伴う肝性脳症の治療に使用されます。

浸潤性下剤

ビーマスS錠、ベンコールなど。
界面活性剤採用が便の表面張力を低下させることで、便の中への水分の浸透を容易にして膨潤化し、便を軟化します。

膨張性下剤

バルコーゼなど。
植物繊維と同じく腸内で大量の水分を吸収することにより便量を増やす。
その物理的刺激で自然な排便を促す。
結腸やS状結腸の内圧を下げるため、憩室症にも効果があります。

選択的クロライドチャネル賦活薬

新薬アミティーザなど。
小腸から水分を出して便を出しやすくする薬です。
従来の薬では、腸を薬の力で活性化し便を押し出す薬で、一時的には動くが、問題は薬に頼りすぎると飲まないと出なくなる。
副作用は下痢です。
問題は値段が10倍することです。

機械的下剤

甘いもので浸透圧が高い下剤のラクツロースシロップで便秘
の保険適応は小児と産婦人科術後