便秘を楽に出す方法

便秘で痛い場所がいつも同じは「ねじれ腸」

しつこい便秘の新事実。
便秘時に痛い場所がいつも同じの方は、腸の形に問題がある。
腸がねじれているのです!

ねじれ腸の診断

ねじれ腸の診断 大腸カメラ

大腸内視鏡でわかる。
肛門からカメラを入れる検査で、通常1〜2分で終わるのが10分かかる。
腸がねじれていると時間がかかる。

CTコロノグラフィー CGで見えるようにできる。
ねじれるところが画像でわかる。

ねじれ腸の便秘 腸のレントゲン写真

腸のレントゲン写真。
便が溜まっているのがわかる。

穴が細くなり、腸が伸びるため便秘になります

ねじれ腸はここ1〜2年で発見された。
大腸は70cm〜80cm。
腸がねじれていると伸びる。
腸が細くなると便が通りにくくなる。
ねじれている個所を中心に溜まりやすくなる。

ねじれ腸の場所

詰まっていると便の重さで大腸が下がって伸びる。
2倍の150cmほどまで伸びる。

腸が伸びるとからみやすくなる。
便が詰まりやすくなる。
排便しても腸の長さは元に戻らない

妊娠12週に作られる大腸

ねじれる原因は、生まれつきだと考えられている。
臓器や機能は生まれる前に完成する。
母親のおなかの中で腸がねじれたと考えられる。

妊娠12週目、身長5〜8cmこの頃に腸が作られる。
一般の消化管から食道、胃 、小腸、大腸ができる。
上行結腸、下行結腸が背中にくっつくことで腸の形になる。
背中にくっつかないと腸の形がねじれる。

母親の運動の有無は関係しない。
腸のねじれ方は親と似ていることが多く遺伝が関係しているとおもわれる。

ねじれ腸問診

子供のころから便秘だった。
腹痛を伴う便秘になったことがある。
便秘の後下痢や軟便が出たことがある。
運動量が減ったら便秘になったことがある。

便が溜まると腸が水分を出す そんため軟便や下痢になる。
ねじれは治せないが解消法はある。

ねじれ腸の解消法 3か所マッサージ

ねじれ腸の解消法 3か所マッサージ

便を揺らすマッサージ

1.下行結腸の揺らし方

あおむけになり腹筋を緩める
おへそ付近とわき腹を指でつくように揺らす
手を上下に移動させ一分揺らす

2.S状結腸の揺らし方

おへその下を手を上下させ揺らす

3.横行結腸から下行結腸へ左わき腹の揺らし方

肋骨でおおわれているので指でつけない
お腹をひねるとつなぎ目を刺激できる
両手を広げ左右にゆらすっだけ

朝食前と寝る前にするだけ

便秘で痛い場所がいつも同じは「ねじれ腸」